那波紙店 ご案内

店舗名
那波紙店 (なばかみてん)
所在地
秋田県秋田市大町4-3-35 〒010-0921
時間
月~土曜 9:30~17:00
定休日
日曜日・祝日・夏のお盆時期・年末年始
バス停
大町四丁目 または 交通公社前
駐車場
4台分ございます。
電話
Fax番号
018-863-4441
創業
明治11年 1878年
会社名
株式会社 那波伊四郎商店
キャッチフレーズ
和紙のある暮らしを応援します!
和紙と和小物の専門店 那波紙店

沿革

場所は、旭川より外側の外町(商人街)、茶町梅之丁。

茶町は旧藩時代に、茶、紙、砂糖、日用荒物雑貨などを商う店の営業を許された町であった。
当時をあらわす秋田言葉「茶町とぎくてしな」。
これは「占売り」商品である砂糖を使う菓子がなかったり、甘味が足りないお茶受けしかない時に来客へ「茶町が遠くて」といったことから 生まれた言葉である。

※占売り・・藩の保護の下に商いが認められた専売権。
茶、紙、砂糖のほか、綿並びに真綿、畳類、傘、木綿並びに早道、位牌、扇子、鰹節、苧(からむし)並びに木綿糸類の11種類の専売を認められた。
これらを称して「茶町物」と呼ばれていた。
明治11年 (1878年)
創業。「升伊」の屋号を掲げ、茶と砂糖を販売。
明治19年 (1886年)
五十三町、三千四百七十四軒を瞬時に焼いた“俵屋火事”の際に全焼。
土崎湊の船宿を解体移築する。
屋根の立ち上がりが低く勾配も緩い屋根の造りは、江戸時代末期の表構えを伝えるものとして伝承される。
この頃から、和紙を中心とした商売をする。
明治38年 (1905年)
二代目に継承。
それまで商品が土崎港に運ばれてくるまで待っていたのを、自ら産地へ足を運び仕入れをした。当時は、秋田から横手までの間を鉄道を使い、横手から岩手県の黒沢尻(現、北上市)まで 人力車に揺られ、黒沢尻から東北本線で上京をした。横浜に輸入されてくる洋紙を仕入れ、 東京で見たショーウインドウを初めて市内に持ち込んだ。
明治44年 (1911年)
三代目に継承。
昭和22年頃 (1947年頃)
初代の小さい看板から、現在ある筆文字を彫った「和紙」「洋紙」のケヤキの看板を掲げる。
畳敷きの座売り。商品は見本だけを置いてお客様の注文で蔵から出し、畳の上に広げる売り方。
那波茶紙店という。 未だに和式帳簿を洋式帳簿と併用した、とのこと。
※和式帳簿・・大福帳、当座幅、など。
昭和26年 (1951年)
四代目に継承。株式会社に組織替え。
昭和51年頃 (1976年頃)
畳の座売りから、現在の陳列棚に店の内装が変わる。
昭和58年
日本海中部地震 二つの土蔵の壁が崩れ落ち改修する。
昭和59年
現在の会社事務所を設立。
この頃は、和紙では約三百種類を扱う。
平成3年
先代(四代目)が亡くなる。
「誠実であれ」という先代の教えが聞こえる。
令和5年
五代目 社長退任
六代目 現社長

那波紙店 フォトギャラリー

歴史ある佇まいの那波紙店、外観写真1
歴史ある佇まいの那波紙店、外観写真2
歴史ある佇まいの那波紙店、外観写真3
歴史ある佇まいの那波紙店、外観写真4
歴史ある佇まいの那波紙店、外観写真5
Il nostro negozio ha venduto dei piccoli oggetti giapponesi e delle carte giapponesi tradizionali dal 1878 ad Omaci Akita. E poi, siamo amati per lungo tempo dai tanti clienti. Trovatevi uno che vi piaccia tra i vari tipi e colori di pattern giapponese e gli oggetti fatti a mano! Tutti noi non vediamo l’ora di vedervi.
Cartoleria Naba (Naba Kamiten)
4-3-35 Omaci Akita, Orari di aperture : 9:30-17:00
Chiuso : la domenica, ferie nazionali, la fine dell’anno e i primi giorni del gennaio, alcuni giorni di ferie a metà agosto, nel periodo di “Obon”
Accesso dalla Stazione di Akita : 15 minuti a piedi, 5 minuti in macchina